現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第十夜 古城の地下室 【2】 11/21


第十夜も、引き続き「古城の地下室」をお楽しみ頂こう...

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パニくって逃げ出した私は、ドコをどう走ったのか解らないままメチャクチャに逃げました。とうとう息が続かなくなりへたり込んでぜいぜいと喘ぎながら周りを見回すと人影は有りません。また、うっすらとした明かりが点いています。
明かりは壁に有る隠し照明のもので、ココはどうやら廊下の様ですが、来る時に通った長い廊下とは明らかに違います。とりあえず廻りを照らす為にペンライトをポケットから取り出そうとしたら...ない!どこかで落としてしまった!私は真っ青になりました。
幾ら小さなライトとはいえこんな暗い地下で明かり無しなんて...
ここはまだしも、明かりが全く無い場所を通らなければならない時にどうしたら良いのだろう。と言うより、まずこの場所は一体城のどの辺なんだろう。私は途方に呉れてしまいました。とにかく動かなければ。私は立ち上がり歩き出しました。

少し歩くと、前方がL字に曲がっています。曲がり角を曲がる時にはそっと様子を伺って誰も居ない事を確認してから曲がりました。
すると、左右にドアが並んでいます。とりあえず手近なドアを開けようとノブをガチャガチャ廻したけれどカギが掛かっていて開きません。
仕方なくドアから離れた途端、向こう側からドアがドン!と叩かれノブが凄い勢いでガチャガチャ廻り始めました。
「ひぃっ!」私はまたしてもパニくり、猛ダッシュで逃げ出しました。
もうほとんど泣きながら彷徨っていると、行き止まりになり、またもドアが有ります。
しばらく躊躇っていたけど戻るのもイヤなので思い切ってそうっとノブを廻すと開きます。
そして、ドアをちょっとだけ開け中を伺うと明るい照明の点いた大広間で、正装した男性が一人、女性が二人居ます。
しかしよく見ると三人とも全く動かないし、声もしない。思い切ってドアをあけ、「あの、すみません」と声を掛けても反応無し。もしかしてまた...?と思い近寄ってみると三人とも人形でした。

「いったいどうなってるの...?」私は愕然としてしまいました。
いくら大きなお城の地下室だと言っても、感覚的には地上部分のお城本体よりもよっぽど大きな感じがします。
確かに中世の戦乱に建てられたお城は巨大な抜け道や地下室があるとは聞きますが...
それに、元々カギも掛かっていない廊下から入ってこれたのだからクローエは知っている筈だし、知ってれば迷わないように注意してくれるだろうし...
とにかく混乱した私は、人形の近くのソファに座って考えているうちに眠り込んでしまったのです。

【続く】
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