現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第十壱夜 古城の地下室 【3】 11/23


引き続き「古城の地下室」をお送りしよう...
このお城、実は自分も近い内に行かないかと誘われている。
自分は日本国内在住なのでおいそれと行く事は出来ないが、
是非とも行ってみたいと考えてはいる。
当然地下室を探索してみたいが、美人姉妹に逢って見たいのが本音だ...
それでは、お楽しみの程を...

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・どこからか音楽とざわめきがが聞こえる。
私がふっと目を覚ますと、そこは舞踏会場となっていました。
「・・・え・・・?」
私は自分の置かれている状況が全く把握できず、ただポカンとするばかり。その間にも華麗な音楽に乗り、私の前を何組ものペアがクルクルと廻りながら通り過ぎます。
周りを見回すと、踊っている人々以外に壁際に立っているボーイさんが何人かいるのを見つけ、とりあえずここがどこか、一体どうなっているのか聞いてみようと覚悟を決めて立ち上がり手近なボーイさんに近付いていきました。
踊っている人たちの邪魔にならないよう壁に沿って歩き、ボーイさんに近付きますが、踊っている人々もボーイさんも私に気付くそぶりは有りません。ボーイさんの近くに辿り着き、「あの、すみません...」と声を掛けてみます。

ボーイさんは直立不動のまま動きません。
もう一度、「すみません、ちょっとお聞きしますが...」と声を掛けますが全く無視。私はちょっとムッとしてボーイさんの袖を引っ張りながら「失礼します!」と強めに声を掛けました。
グラッ ボーイさんが引っ張った私のほうへよろめきました。
そんなに強く引っ張ってないのに、と思った瞬間、そのまま私の方へ倒れてきました!
「キャッ!」思わず飛び退く私の前でボーイさんは直立不動のまま床に倒れ伏しました。「あ...」よく見てみると、ボーイさんはロウ人形!「え!」驚いた私は周りを見回します。注意してみてみると、踊っている人々も、壁際に立っているボーイさんも、全てロウ人形です!踊っている人々は足だけがカクカクと動いているのです。

あっけに取られ、キョロキョロしている私の眼の端に一人だけ中腰になっているボーイさんの人形が映りました。
「あっ!」そう、その人形は私がドアを開けた時にこちらを覗くようにして立っていたあの人形です。逃げ回りながら、結局もとの部屋に戻ったんだ...という事は、あの時大勢見えていた人影は今踊っている人形で...あの中腰になっている人形の傍のドアは元の場所に戻る為のドア!私は、踊り続けている人形を避けながらそのドアに急ぎました。
そして、そのドアを開けると見覚えのある長い廊下が見えます。
「良かった...」私はほっと胸を撫で下ろし、廊下へ出ようとした時に気付きました。いつの間にか音楽が止まっている...振り向いちゃダメだ!と本能が告げます。しかし、その時にはもう振り向いてしまっていました。

全ての人形が動きを止めています。そして、全ての人形が私の方へ顔を向け、虚ろな眼差しで見つめていました。踊っていた人形も、ボーイさんの人形も、私が倒してしまった人形も...。その時、中腰になったボーイさんの人形辺りから呟きが聞こえました。
「もっと遊ぼうよ...」
私は叩きつけるようにドアを閉め、暗闇の中を猛ダッシュしました。どれくらい走ったでしょうか、何度も転びながら城の地下室に通じるドアに辿り着いた時には心臓が張り裂けるほどの鼓動で息も絶え絶えとなっていました。ドアノブを捻り、そのまま倒れこみます。
「美神!」そこには、クローエとイレーヌが立っており、クローエに抱き起こされたまま私の意識は遠のいていきました...。

私が目を覚ますと、心配そうに覗き込むクローエとイレーヌの顔が有りました。そして、暖かいミルクティーとプレッツェルを私に食べさせてくれました。
一息ついた私に、「何があったの?」と二人が聞いてきます。
アレが現実の事だったのか自信が無くなり、躊躇っている私を見てクローエが「貴女に起こったことをそのまま話して欲しいの」と言ってくれたので思い切ってありのままに話してみました。黙って聞いていた二人は、疑うことなく直ぐに信じてくれました。
そして、私が迷い込んだ広大な地下の広間や廊下は確かにこの城に存在し、そこには遥かな昔から沢山のロウ人形が飾られている事を教えてくれました。ただ、その入り口がドコに有るのかは解らず、今までに何度か迷い込んで帰ってきた人がいるので判明しているだけだという事。そして、帰って来れない人もいる事。血族以外で入り込んでしまったのは私が初めてという事なども聞かせてくれました。
「でも、美神が戻れて良かった...もし戻って来れなかったら...」
その言葉に私もぞっとしました。もしあの世界に閉じ込められてしまったら...!でも、不思議と閉じ込められる事は無いのではないか、という確信のようなモノを感じました。

私とイレーヌはそれからまた十日ほどザイツバッハ城でのんびり過ごし、クローエに別れを告げました。
「美神、これに懲りずにまた遊びに来てね」
別れ際クローエと抱き合った時に彼女が言ってくれたので、「もちろん!必ず遊びに来るね」と本心から答えました。
そして、今度は雪に埋もれたザイツバッハ城を見に行きたいとイレーヌと話しつつ家路を急ぎました。

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話長すぎ(´・ω・`)
長い話のときはイベントてんこ盛りじゃないと
読者飽きます。
実話だからしかたがいというのなら
話を短くまとめるべきです。
正直無駄に話を引っ張りすぎでしょう。
今回の話は見方を変えてみれば
地下でパニくった人のただの勘違いともとれるわけで・・・

第一夜~第八夜までのお話がなかなか粒ぞろいで
あったせいで今回の話の構成がお粗末であったのは残念でした。
短くまとめていたら幻想的なものになっていたかもですね。

貴重なご意見ありがとうございます。
また、ご愛読いただきましてありがとうございます。また、ねねたん様からのアドバイスは今後の参考にさせて頂きます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

自分としては結構面白く読ませて頂きましたo(^-^)o

刹那様
ようこそいらっしゃいました。
美神が喜んでおりました(笑)
また、ご要望の件ですが、少々お待ちくださいませ。
また、近日中になんとかさせていただきます。

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