現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第九十八夜 化身 上 04/01

仕事の追い込みでご無沙汰してしまったが、ようやく復帰出来た管理人である。
今日から三日間の有給を取れたが、本日はひたすら眠っており先ほど起きたばかりと言う体たらく。
妻は嫌な顔一つせずに寝かせてくれたが、これでしばらく頭が上がりそうにない……
だが、厳しい仕事を終えて一息吐いた時、暖かい家族が居てくれる事の有り難さを噛み締めながら妻と子供達を慈しもうと思う。

さて、今夜のお話はまもなく七年に一度の大祭「御柱」が行われる長野県・諏訪大社に纏わるお話である。
諏訪大社の起源や祭神には諸説あり、主祭神として上社には建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)、下社には御兄八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)が祭られているがそれだけではなく、どちらかと言うと多種多様な土着神などが本来の祭神とされて崇められており非常に郷土色豊かな、良い意味で日本らしい善き社である。
以前、この社に宮大工氏と沙織様、自分と風熊他数人のメンバーで二泊ほどの旅行へと出掛けたのだが、その際に出逢った興味深き出来事をお聞き頂こう……


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~熱くも無く寒くも無い、非常に気持ちの良い季節を選んで長野県に諏訪大社と温泉を目的にやって来た。
諏訪湖の畔の旅館にチェックインし、かつての製糸会社の保養施設として建てられた旧片倉館で千人風呂に浸かってから諏訪大社へとお参りに出掛けようとしたのだが、風呂から出てすぐにビールを飲んでしまった呑兵衛が多数居たのできちんと参るのは明日の朝として、飲んでなかった宮大工氏と自分(管理人J)、風熊の三人で様子見に出掛けた。
ちなみに沙織様は沙耶と二人で生ビールをピッチャーで頼み、男性陣が風呂から上がった時には既に1リッター程飲み干しており宮大工氏にほっぺを抓られて「ごめんなひゃいごめんなひゃい」と涙目になって謝っていた。

呑んだくれ共を旅館に放り込んだあと風熊の運転で上社へと到着した時には既に夕方五時を廻っており、夕焼けに包まれた境内はなんとも居えない荘厳な雰囲気に包まれていた。
お賽銭を入れ、手を合わせ目を瞑り三人で静かにお参りをしていると突然さーっと強い風が吹き、全身に心地よい震えが走り鳥肌が立つのを自覚した。
どこかで感じた覚えの有るその感覚に目を開くと、既に宮大工氏と風熊が振り向いているのが横目に写る。
自分も合わせていた手を解き、ゆっくりと振り帰るとそこには凛とした雰囲気を漂わせる気の強そうな美女と、ニコニコと穏やかな微笑みを浮かべた可愛らしい少女が手を繋いで立っていた。
「こんにちは」
自分が振り返るのを待っていたかの様に少女が挨拶をして来たので、自分達も挨拶を返す。
だが、挨拶を返してからはm誰一人として言葉を発する事も無く静かに見つめあいながら時間が過ぎて行くばかりとなった。
戸惑いから我に返り、こちらを見つめる二人を控えめに観察すると美女も少女も変形的ではあるが巫女服の様な和装に身を固めているのに気付いたが、通常の巫女服とは明らかに異なっている。
美女は豊かな胸の谷間を強調するかの様に胸元の開いた紅い上着に紺色の袴らしきもの、そして頭には草で出来た冠を着けている。
切れ長の大きな瞳、少々驚くほど大きなバストとメリハリの利いたボディラインなどぞくりとするほどの美女だがどことなく冷たい雰囲気も感じさせられる。
少女は巫女服というより神官服に近い一体型の服を腰紐で縛り、その上から木綿っぽい素材の薄く半分透けている様な上着を羽織っている。
小学生かと思うほど小柄な体に乗った小さな顔には満面の笑みが浮かび、こちらを見詰める瞳は穏やかで春の日溜りの様に心を和ませてくれる。
有る意味とても対照的な二人の女性は、しばらくの間を置いて同時に口を開いた。

「ようこそ、南方刀美神(ミナミカタトミノカミ)の社へ……*******の良人よ」

よく聞き取れない発音を含んだその言葉が向けられたのはただ一人、宮大工氏だと自分が気付くのと同時に美女と少女がすう、と自分達の目前へと進んで来た。
我々三人の真ん中に居た宮大工氏の前へと立つ二人の女性の全身から発せられる”氣”に自分が気圧され、ぽかんとしていると美女がふと風熊の方を向き、少しだけ舌を見せてチロリと紅い唇を舐めるのが見えた。
その凄まじい色香にぞくり、と背筋を駆け抜ける何かを感じた瞬間。
「おっぱい、大きいですね」
突然風熊が発したその言葉に、その場の全ての存在、いや時間までもが凍りついた様な気さえした。

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風熊さん「漢」だなあ(笑)

ちょ……風熊さ……
何が起きるのかと思ったら
……不覚でした

ねねたん様
どうも、ご無沙汰してました。
お元気でしょうか?
再びここで見えることが出来て、とてもうれしく思います。
風熊のセクハラ発言……実はいっぱいいっぱいだったのです(苦笑)
その意図は次回をお読み頂ければ……
これからもどうぞ、よろしくお願い致します。

Dark様
コメントありがとうございます。
今なら笑い話ですが、あの時は本当に時間って止まるものかと思うほどの事態でした。
風熊の発言の意図は……下編をお楽しみにして下さいませ。

ちなみに本ブログを呼んだ事により失ったコーヒー、お茶などの飲み物及び壊れたキーボードなどに関して一切責任を持てませんのでそこの所よろしくお願い致します(笑)

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