現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第百八夜 少女 その九 09/29

昨夜に続き、今夜もお話をお届けしましょう。

それにしても、御嶽山の噴火ではかなりの犠牲者が出そうですね。
天気の良い土曜日だったことが、今回に限っては被害を広げたのでしょうか。
現在、行方不明や心肺停止になっておられる方、救助活動を行っておられる方の無事を祈ります。

それでは、「少女」その九、お聞き下さい……



焼き鳥屋での大騒ぎから一夜明け、風熊は半ば無理矢理休暇を取って零ちゃんのところへと押し掛けた。
風熊が思いついた手というのは、なんということも無く、零ちゃんの持つ「欲」……

そう、人並み外れた食と酒への欲を刺激することだった。

「もし、零ちゃんがあちらで高貴な存在だったのなら、恐らく現世の快楽……
 この場合なら、酒と食に弱いはずだと思う。だから、そこを効果的に攻めれば……」

風熊がそんな考えに至ったのは理由が有る。
そう、あの沙織さまがそうだったからだ。
ただ、沙織様は「食」に関してはそれほどでもなく、というか普通の女の子より
多少食べるかなという程度だったが、酒に関しては超のつくうわばみだった。
以前、ここでも載せたお話にもあるが、お腹が大きい状態でもこっそりと飲酒をし、
優子さんや宮大工氏にしこたま絞られていた。

その時、沙織様が印象に残ることをおっしゃっていたのを自分も思い出す。

「現世で受肉し、味わうお酒や食物は非常に美味で、抗いきれない魅力を持っています。
 そう、私のようなある意味枠外の者であっても、完全に拒否が出来ないほどに」
「人は弱い生き物です。しかし、その弱さを強さに代える知性と理性を持っています。
 全ての人々が様々な快楽に抗う強さを持てた時、
 人間はもう一つ上の存在へ進むことが出来るのですが……
 人として現世に生まれてみて、それがどれほど難しいことか思い知らされました」

あの沙織様でさえそうだったのだから、零ちゃんも全く同じ、とは言わないまでも
同様な感覚を持っているはず、と考えるのは不思議ではない。
風熊は、その目で信じられない量の酒と食物をひょいぱくごっくんと
細く華奢な肉体に収める零ちゃんを目の当たりにしているのだからなおさらだ。

「さて、まずは美央っぱいさんをこちら側に付けるべきだろうな」

「将を射んとすばまず馬を射よ」とばかり、零ちゃんの叔母にして
類稀なる乳房を持つ美女に最初の狙いを定めた風熊は何やら悪だくみをしていた。

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こんばんわ。
初めてコメント書きます。

連日の書き込みびっくりでした。
ありがとうございます。

いつも不思議だなぁて、思いながら
読ませてもらってます。

しかし、風熊さんは、縁のある出会いが多いですね(笑)すごいなぁ

毎日楽しみにしてます。
どうか、お体に気をつけて頑張ってください。

神の民

俺の頭の中は、聖書の殺戮の天使のことで頭が、いっぱいです。

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