現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

スポンサーサイト --/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第二十弐夜 黎明の来訪者 12/12


年末となり、自分も本業の追い込みで毎日午前様である。
本日も、たった今帰ってきたばかり。
オマケに週末ごとに忘年会だなんだで休む暇がない...
ご来訪の皆様も、忙しい時期では有ると思うが無理をしてお体を壊す事の無きようご自愛頂きたい。
さて、今夜は正に獲れ立て、自分が先ほどオフィスで体験した話...

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

所長と自分が仕事に一区切りをつけ、そろそろ帰ろうかと戸締りを確認していたときの事。
突然、事務所のドアがノックされた。
幾らなんでも深夜三時に訪れるクライアントなど居る訳もないが、この業界何が有っても不思議ではないとも言える。
もしかすると近所で何か事件でも有って、警察が来たのかもしれない。
所長と自分は顔を見合し、自分は頷くとドアに向かった。
「はい、どなたですか?」自分が問う。
「ぅぅぅぅぅぅぅ...」唸っているような、苦悶しているような声がかすかに聞こえる。

これは、生きていようがいまいがヤバいモノだと直感した。
「・・・所長、ヤバいかもしれません」「何なの?早く帰りたいのに~!」
所長がグダる。ドアの向こうでは未だ唸り声が聞こえてきている。
自分と所長はちょっと様子を見ていたが、何時まで経っても止まぬ声に所長がキレた。
「どいて!」俺をどかすと、傘経てに差してある木刀を掴んで止める間もなくドアを開けた。
そこには白く霞んだ様な靄が浮かんでいた。
息を呑む俺。靄は呻き声を発しながらオフィスに入ってこようとした。
「かあぁっ!」所長が息吹と同時に正眼に構えた木刀を振り下ろす。
靄は真っ二つに絶たれると同時に掻き消えた。

「・・・さすが四段。化け物も人間も一刀両断・・・」
「聞こえてるわよ。人間切った事は無いわよ幾らなんでも」
「いや、毎日自分はぶった切られてますが...」
「なんか言った?」「いえなんでも。」
「さ、らーめんでも食ってこか!付き合いなさいよ、J?」「・・・ハイ喜んで。」

スポンサーサイト

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kangenpatsu.blog83.fc2.com/tb.php/23-307e3c5f

 | HOME | 

プロフィール

管理人 ”J”

Author:管理人 ”J”

ようこそ、
現代不思議忌憚異聞録へ。

貴方のお時間を少々、
拝借いたしたく...


管理人代理へのメールはこちらへ...
syogo-hazawa@mail.goo.ne.jp

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

アクセスランキング


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。