現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第二十七夜 砂丘の住人 12/20

さて、今夜は短編で。
風熊が数年前に鳥取砂丘で遭遇した話...

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週末を利用して新車の慣らしに鳥取まで足を伸ばした。
いつものように琵琶湖から日本海沿いに抜け、右手に海を見ながら走る。慣らしなので休憩はあまり入れずに走り、鳥取砂丘に着いたのは午後一時を少し廻ったくらいだった。

常宿の有る東郷湖までは二時間も要らない距離なので久しぶりに砂丘を歩く。出来ればバイクで走りたいがそうも行かないのが残念。
土曜の昼なのに珍しく観光客もまばらで、砂丘山に登っているのは自分一人だ。頂上に辿り着き、息を整えながら海と砂丘を眺めていると、強い風が吹いて目に砂が入った。

思わず目を瞑り、涙で洗い流そうとすると突然足を掴まれその場に引き倒された。驚いて声を出そうと口を開けた所へ砂を突っ込まれ猛烈に咽た。「キャハハハハ!」ちょっと尋常じゃないような、奇妙な馬鹿笑いが聞こえ、俺の顔に更に砂を押し付けるように掛けて来る。
こういう時はとにかく攻撃あるのみ。俺は当りを付け、手に持っていたヘルメットを叩き付けた。「キエッ!」妙な叫び声と共に気配は去った。
口の中の砂を吐き出しながらポケットから濡れティッシュを取り出し顔を拭う。戻った視界に写ったのは、まるで人が倒れた形の様に盛り上がった砂山。頭の辺りはヘルメットで殴られたように凹んでいる。
呆気に取られる俺の前で、ヒトガタの砂山は風に舞い散っていった。
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サンドマン嫌ですね(`・ω・´)
あの砂丘にも変なのがいたとは・・・
昔行ったときはなんとも心地よい場所でしたけど
独りでは気をつけないといけない場所って結構ありますね

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