現代不思議忌憚異聞録

日本・世界各地・そして宇宙まで我々が見・聞き・体験した摩訶不思議な怪異憚をつらつらと採録して行く。

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第七十六夜 暴れ護神 3 07/05

今夜も続けてお聞き頂こう・・・

二対目の守護神獣、猪神・・・
この神獣もやはり沙織様とは縁深き存在で有るそうだ...
今回は対では無く、一体のみで登場するがもう一体も存在し、
後日沙織様の前に姿を現したという。

猪という動物は実は非常に気性が荒く、オスの成獣の危険度は
時としてツキノワグマ以上で有る。
その突進力はもちろん、下あごから伸びた牙の切れ味は
人間の太股を紙の様に切り裂き、骨まで届いてしまう。
もし腹部に牙を喰らえば内臓まで簡単に届く致命傷となる。

今回の猪神はまさにその通りの荒ぶり様である。

それでは、お聞き頂こう...

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「ブモオオオオオオオ!!」
猪は一声吼えると、甲板上に溢れんばかりに上ってきている
亡者に向かって突進していきました。
そして、片っ端から亡者を跳ね飛ばして行きます。
始めは猪に向かっていこうとしていた亡者達も、
凄まじいまでに荒れ狂う猪に恐れをなして逃げ惑い、
次々に海へと飛び込み始めました。
しかし、猪は海に飛び込もうとしている亡者までも
跳ね飛ばし、またその鋭い牙で切り裂き、蹄で踏みつけています。
更に、亡者を振り払い私の方へ跳躍しようとしたラビちゃんまでも
弾き飛ばしてしまったのです。

「ラビちゃん!」
私は悲鳴を上げながらラビちゃんに駆け寄り、
ピョンちゃんも心配そうにやってきました。
ラビちゃんは蹲っていましたが、私達が駆け寄ると
赤い瞳を開け、私に鼻を摺り寄せてきました。
安心した私がふと甲板を見ると、
もう立っている亡者は一人も居ませんでした。
しかし、猪は倒れこみ、呻いている亡者達を
その逞しい蹄で踏み潰しながら駆け回っています。
私は立ち上がると、猪の前に立ちはだかりました。

猪は私を跳ね飛ばす直前で急ブレーキを掛けた様に立ち止まり、
鋭い目で私を睨み付けています。
「もう、止めて!皆逃げ様としているのに・・・」
私は猪の眼光に射すくめられ、足はガタガタ震えてしまいましたが
精一杯の声を振り絞って叫びました。
一瞬、猪の目が優しそうな、そして哀しそうな色を帯び、
次の瞬間に強い怒りの色に変わりました。

「裏切者!」

私の頭の中に叫びが閃きました。
え?と戸惑った次の瞬間、私は猪の鼻先に薙ぎ払われ、
横っ飛びに吹き飛ばされました。
夜の景色が横に流れ、妙な浮遊感覚の後私の体は
柔らかいモノにぶつかり停止しました。
くらくらする頭を振りながら立ち上がると、
ピョンちゃんが私を受け止めてくれていました。
「ピョンちゃん、ありがとう」
ピョンちゃんにお礼を言い、
流石に腹が立った私は猪を睨みつけようとしたのですが
既に猪の姿は甲板から消えていました。
私は崩れるようにピョンちゃんの背中に倒れこみ、
ふんふんと寄ってくるラビちゃんの息遣いを感じながら
意識を失って行きました。

「沙織、そろそろ朝ごはんに行きましょう・・・」
母の声に、既視感と共に目覚めた私が起き上がると
そこは船室のベッドでした。
「夢・・・じゃないよね・・・」
私のつぶやきに母が答えました。
「もう、また寝ぼけてるの?ほら起きなさい・・・
 きゃあ!沙織!なんでそんなに水浸しなの!?」
母の悲鳴に父が驚いてやってきました。
「なんだ沙織!寝ぼけて服のままシャワーでも浴びたのか!?」
そう、私は全身海水でずぶ濡れのままベッドに入っていたのです。
「やっぱり、夢じゃなかったのね・・・」
私は、再び呆然と呟きました。

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う~む・・・兎の次は、猪ですが。
なんか、ホントに十二支全て出てきそうな勢いですなw

なんとなくだけど、次は「羊」だと予想してみる。

Jさま、こんばんは。

我が家の魚は、人間によって品種改良されたもので、
自然界では絶対に生きていけないような魚です。
(そして下手な飼い主のせいで、星になってしまったのも山ほど…
恨まれてたら、どうしましょう、汗)

アロワナだったら、ものすごく強そうですね。
しかし、すんなりアロワナと出てくるあたり、Jさまもディスカスあたりを飼ってらっるのではないかと思ってしまいました。

そうそうトップページですが、更新前の女性のシルエットの画像は結構好きでした。Jさま的オオカミ様のイメージだったのではないですか?

>>秋野 一さま
実は私も「大神」をプレイしています。
あの「ほにゃらほにゃら」しゃべりは、最初PS2が壊れたのかと思いました。
今、第二部?をやってたところのなのですが、本当にPSが壊れて修理中です。

「大祓詞」に出てくる「荒ぶる神たちをば かむとはしとはしたまひ かむはらひはらひたまひて・・・」の一節を想起しました・・・
神を想うとき、卑屈になる必要は無いと思っていますが、常に、畏敬の念を忘れないようにしたいとおもっています。
それにしても、「大祓詞」は覚えるのに時間がかかった。
何ヶ月か、かかったような・・・・・つか、いまでも間違えたりする・・・神前で・・・(恥)

あと、関係ないですが、風熊さんの守護神様(お名前はおそれ多い)を想像するとき、「千と千尋の神隠し」にでてくる、「ハク」さまを想像してしまうのですが・・・

キリコ様
いつもありがとうございます。
現代までに、かつてこの地球上に君臨していた恐竜をはじめ、
様々な動物や植物達が絶滅してきています。
それは仕方の無い事なのかもしれません。
しかし、人類が現れてから、人間によって絶滅させられた種は
それまで自然に淘汰された種の数を数千倍以上上回るそうです。
現代の人間の中には、人間と言う優れた種によって他の種が絶滅させられるのは
自然な成り行きであると主張する一派も有ります。
しかし、それならば人類自身も他の存在によって滅ばされても
文句は言えないという事になります。
この地球、そして宇宙に至るまで、真理を司っている存在が有るのですから・・・
このまま人類が愚かな行為を続けていかず、必ずストッパーと言うべき存在が
現れる事を強く希み、そして信じています。
その為にも、自分達に出来る事から始めていきましょう。
たとえそれが、小さな一歩だとしても。

後、朧様は当然ながら風熊だけの守護神と言うわけではないそうです。
また、朧様という御名前はこの世界で表現しても問題のない仮名の様なものだそうで、
口に出すのを憚る必要はないとの事です。
風熊に拠れば、朧様はたしかにハク様によく似た印象だそうです。
流石ですねキリコ様・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

秋野 一様
未だに「大神」をやる手はずも整ってない自分です。
しかし、やはり干支というのは神に選ばれし獣でも有るので
無関連ではないかもしれません。
最後の一対の守護神については、自分も未だ沙織様から伺っていないので
果たして何なのか非常に楽しみです。

紅魚様
自分の勤務する事務所の所長がアクアリウムに凝っていまして、
事務所には水槽がいくつか有ります。
その中でも、50cm程のレッドアロワナ(うろ覚え)が所長によく懐き、
餌のコオロギなどを所長の手から直接食べたりしています。
しかし、アロワナが守護神であれば確かにとても強そうですね。
グッピーとかが守護神だったら・・・かなり和むでしょうが戦闘力は・・・(笑)
以前のトップページ、仰るとおりオオカミ様のイメージでした。
しかし、黒の背景に白文字は読み難いというご意見が多く、
また携帯からのアクセスでは全く文字が見えなくなってしまう機種が有るとの事で
現在のモノに変更いたしました。
そろそろ模様替えをしようかと思っておりますので、楽しみにしていて下さい。


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